お詫び文で絶対やっちゃいけないことをお伝えするシリーズ
「それ、一発で詰みますよ」
今回は、
謝罪文では慰謝料に言及しない。
です。
取引先への謝罪文であっても、不倫の謝罪文であっても、あるいはどんな謝罪文であっても、絶対に慰謝料のことには触れないでください。
なぜなら、そのことで謝罪文が重要な証拠となり、仮に裁判になった場合、ガッチリ慰謝料をとられる可能性が高くなるためです。
すなわち、謝罪文は、謝罪をするためのビジネス文書だったり、個人のお手紙だったりという想像をしがちですが(もちろん、それもありますが)、「証拠」という側面もあります。
その意味で、慰謝料のことに限らず、どんなことでも軽々に書いてはいけないのですが、とりわけ慰謝料については、「○○万円払う意志があります」など明示してしまいますと、それが証拠になって、払いたくないのに本当に払わないといけなくなります。
「でも相手が慰謝料のことを書けといっている。どうしよう」
はい、よくあるケースです。
でも絶対に書かないでください。
もし本当に書かなければいけないときは、慰謝料のことに触れているようで触れていないような書き方、何かを言っているようで何も言っていないような書き方が必要です。(これはちょっと難しい)
相手が慰謝料のことを書けというのは、その謝罪文を、裁判にしたときの材料に使う気マンマンのはずです。
いいか悪いかはさておき、相手のこのような作戦は、賢いと言っていいでしょう。ただ、あなたはその賢さにやられてはいけません。
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