さて、例文のご案内、今回は、納期遅延について、取引先に提出するお詫び文です。
納期が遅れて、取引先に迷惑をかける、お怒りを買うというのは、よくある話です。
「遅れ方」の質ですよね、実際。
なんとなく、「この日あたりで納めてくれたらいいよ」的な、緩やかな納期設定でしたら、多少前後したところで何も問題は発生しません。
いっぽうで、取引先が、「この日までには、ぜったい、ぜったい、ぜーったい納めてね」と言っているにも関わらず、それに間に合わなかったら一貫の終わりです。
納める側としても、遅れようと思っているわけではないのですが、いやはや、予期せぬ理由ができたり、そもそも元々の工程に問題があったりで、遅延するケースはあとを絶ちません。
納める側の立場で申し上げますと、「納期が遅延することも含めて、余裕を持って計画を立てて欲しい」と、とても小さい声で、半ば開き直りたくなります。
と、こんなことを取引先に直接申し上げることができるはずもなく、お詫び文を提出することで、ひと段落となります。
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私たちが作成した例文です。是非ご覧ください。
ちょっと余談ですが、「納期遅延」って言葉としてはかなりおかしいんです。
納期は、商品を納める時期(あるいはピンポイントで、その日)のこと。
遅延は、遅れること。
商品を納める日が遅延するのではなくて、商品を納めるのが遅延するわけですので、正しくは納品遅延になるかなあと思います。
いずれにしても、遅れているということそのものが一大事ですので、しっかりお詫びをしなければなりませんね。